Casy 競争優位性

 

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まず全体感として、DX化が進んでいない業界にDXを持ち込むことでコスト効率化を進めていることと、品質担保していることが源泉であるというように大きく二つに大別した見せ方がわかりやすい。
 
その上で、データの活用パートにおいては、家事代行サービスおけるプロセス設計として、属人化しがちなプロセス、また、それによる作業コスト(時間)がかかるプロセスを特定し、部分的にDX化することで標準化と効率化を実現している。
データベースとしてのノウハウが品質や時間短縮の強みになっているという発想が非常に参考になる。
 
最後に品質管理体制のパートでは、顧客評価の平均点推移を表している。
成長可能性資料などで使おうと思って、急に表現できないというデータであるからこそ説得力がある。資料作成の際にも、このように目先のページデザインだけではなく、より説得力のあるロジックにするためには、どのようなデータがあるべきかを内部で考え、オペレーションに落とし込むという工程もとても大切に感じた。
 

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